山葡萄かごバッグを作ろうと思ったきっかけ
こんにちは!
山葡萄で作るかごバッグ
週末は、山葡萄製作はお休みしました
手の握力が改善するのに時間がかかるので、今日は私が山葡萄かごバッグを作るきっかけになった事を書いていきたいと思います。
もともと、いろいろな素材のかごに興味があったので、竹やあけびや白樺や、もちろん山葡萄のかごも作ってみたいと思っていました。
しかし、材料、しかも国産の材料を揃えるのは難しく、調べても、教室に通わなければ手に入らなかったり、外国産の蔓しかなかったり。
まだ、外国産と正直にうたってくれれば良心的な方で、国産といいながら、中国産の蔓を売っている所もあるかもしれません。
私は、純国産の材料で、国内で製作して、メイドインジャパンにこだわって作りたいと思いました。
理想はテレビで見た《美の壺》の職人さん
職人さんが、鞣して編んでいくかごバッグには信用と実績がありました。
使い込んでいくうちに、艶と光沢が出てきて、かごバッグを
育てている
という感覚で長く使い込んでいくことができます。
台湾茶が好きな私は、お茶を淹れる急須のような茶壺で、お茶をたくさん吸わせて光沢をだしています。これを養壺と言いますが、山葡萄かごバッグも育てていくという意味で同じ事だなと思いました。
ただ、職人さんが、丁寧に作り上げたかごバッグが欲しくても、職人さんの高齢化で量産は出来ず、何年待ちも当たり前の状態で、後継者育成もむずかしそうでした。
それなら、私が山葡萄かごバッグを作れるようになりたい。
定番の作り方をマスターしたら、山葡萄かごバッグを可愛くデザインして、若い女性にも喜ばれるものを作りたい。
それが、国産の山葡萄かごバッグを自分で作りたいと思ったきっかけです。
山葡萄の蔓は青森以南が生産地と言われています。私が住んでいる北海道で山葡萄の蔓は採っている方がほぼいなくて、教えてくれる職人さんも皆無です。
しかも、東北で修行するのは時間的に難しいので、業者さんを探し始めました。
そして、見つけた宮城県のお店がありました。
次回に続きます⭐